ういろうは、米粉に水と砂糖を加えた和菓子です。お餅のようなモチモチした食感が特徴です。外郎薬(ういろうぐすり)という薬の、口直しとして出されていたお菓子が元となっています。
ういろうは各地で作られていますが、名古屋のういろうの特徴は、うるち米を使用していることです。明治時代から作られるようになり、現在では名古屋名物の1つとなっています。
そこで今回は、名古屋市内で買えるおすすめのういろう12選を紹介します。
【1】青柳総本家の『青柳ういろう』
[出典:青柳総本家]
「青柳総本家」は、1879年創業の老舗です。名古屋のういろうといえば「青柳ういろう」というほど、有名で人気があります。
創業当初は名古屋市の大須で、蒸しようかんを売っていました。その後ういろう作りを始め、1922年には東京博覧会に出品しました。
定番の「しろ」、黒砂糖を使用した「くろ」をはじめ、「抹茶」「さくら」「栗」など味の種類が豊富です。食べやすい一口サイズや、四季に合わせた4種のういろうに、それぞれにあった餡(あん)を詰めた「四季づくし」などもあります。
大須本店他、KITTE名古屋1F、エスカB1F、ジェイアール名古屋タカシマB1F、名鉄百貨店本店B1F、名古屋三越栄店B1F、松坂屋栄店B1F、名古屋三越星ヶ丘店B1Fでも販売されています。
内容量 | 1本360g入り |
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価格帯 | 500円 ~ |
賞味期限 | 製造から30日 |
法人名 | 株式会社 青柳総本家 |
ホームページ | https://www.aoyagiuirou.co.jp/ |
【2】虎屋ういろの『ういろ』
[出典:虎屋ういろ]
「虎屋ういろ」は、三重県伊勢市に本店をかまえる和菓子屋です。大正12年に創業し、昭和13年にういろう専門店となりました。「ういろう」と「ういろ」に味の違いはなく、「ういろう」が一般名称です。名古屋市内には、「ういろ」と呼ぶお店がいくつかあります。
味はもちろんのこと、綺麗な層の見た目も特徴です。季節によってハートや星の模様が入っているういろうもあり、女性へのお土産にもぴったりです。
名古屋市内では、ジェイアール名古屋タカシマB1F、名鉄百貨店本店B1F、松坂屋栄店B1Fで販売されています。
内容量 | 1本入り |
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価格帯 | 500円 ~ |
法人名 | 虎屋ういろ株式会社 |
ホームページ | https://www.torayauiro.co.jp/ |
【3】もち源の『ういろう』
[出典:虎屋ういろ]
「もち源」は、江戸末期に創業しました。素材を厳選し、独特の製法で手間をかけて作られています。
優しい甘さと弾力のある「もち源」のういろうには、名古屋ならではの味噌味もあります。シンプルだからこそ多くの人に愛される味は、ういろうを食べたことがない人へのお土産にもぴったりです。
取り扱いは、本店のみとなっています。
内容量 | 1本入り |
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価格帯 | 500円 ~ |
店名 | もち源 |
ホームページ | http://mochigen.com/ |
【4】雀おどりの『ういろう』
[出典:雀おどり]
「雀おどり」は、1856年に創業した和菓子と甘味のお店です。7代続く老舗では、ういろうだけでなくあんみつやぜんざいも人気です。
昔ながらの優しい味わいのういろうは、「雀おどり」の名物として愛され続けています。沖縄産の黒砂糖、お湯、国産米粉を練り、時間をかけて蒸しあげられています。ずっしりとした重さで、食べ応えもあります。
食べやすいハーフサイズも販売されているため、お土産におすすめです。本店他、名古屋駅キオスク、JR名古屋高島屋B1Fで販売されています。
内容量 | 1本500g入り |
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価格帯 | 1,000円 ~ |
賞味期限 | 12日 |
店名 | 雀おどり總本店 |
ホームページ | http://www.suzumeodori.co.jp/ |
【5】大須ういろの『ういろ』『ないろ』
[出典:おみやげパーク]
「大須ういろ」は、1949年創業のお店です。ういろうの他にも、焼き菓子やきしめんも販売しています。
「大須ういろ」は定番の「ういろ」に加え、「ういろ」にこしあんを加えて羊羹(ようかん)のような味を混ぜた、独自商品の「ないろ」を販売しています。「ういろ」を「外良」、「ないろ」を「内良」と書くことから、縁起ものとしても知られています。
素朴な味わいの「ういろ」と、オリジナルの「ないろ」どちらを選んでも喜ばれますよ。
本店他、名古屋サンロード地下街、大須北店、エスカ地下街、大高工場直売店、松坂屋名古屋店B1F、名古屋栄三越本店B1F、名古屋駅キオスクなどで販売されています。
内容量 | 1本350g入り |
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価格帯 | 500円 |
賞味期限 | 1ヵ月 |
法人名 | 株式会社 大須ういろ |
ホームページ | http://www.osu-uiro.co.jp/index.html |
【6】五ツ橋製菓の『わらび外郎』
[出典:五ツ橋製菓]
「五ツ橋製菓」は、1948年に菓子の問屋として誕生しました。当初はお菓子の製造は行っていませんでしたが、5年後に工場をかまえ製造もはじめました。
「五ツ橋製菓」のういろうは「わらび外郎」と呼ばれ、小麦粉とわらび粉を使用しています。うるち粉でできたういろうとはまた違った、とろけるような食感と程よい弾力があります。味は「小豆」「白豆」「抹茶」「チョコ」など、和から洋までバラエティ豊かです。
直営店の他、催事などで販売されています。
内容量 | 6本入り |
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価格帯 | 1,000円 |
賞味期限 | 10日 |
法人名 | 有限会社五ツ橋製菓 |
ホームページ | http://www.itsuhashi.co.jp/ |
通販 | Yahoo!ショッピング |
【7】山中羊羹舗の『ういろう』
[出典:山中羊羹舗]
「山中羊羹舗」は、明治33年創業の老舗です。昔ながらの味と手作りにこだわったお店で、地元の人に愛され続けています。
「山中羊羹舗」のういろうは米粉、砂糖、葛で作られ、昔ながらの懐かしい味わいです。もっちりとした食感と、歯切れのよさが特徴です。定番の「白ういろう」の他に、「黒糖ういろう」や愛知県西尾市産の抹茶を使った「抹茶ういろう」があります。
取り扱いは「山中羊羹舗」のみとなっています。
内容量 | 1本入り |
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価格帯 | 1,000円 |
賞味期限 | 3日 |
店名 | 山中羊羹舗 |
ホームページ | http://www.yamanakayoukan.com/ |
【8】緋毬(ひまり)の『ゆららういろ』
[出典:緋毬]
「緋毬」は、「大須ういろ」と同系列のお店です。「大須ういろ」で作られてきた伝統的な味にアレンジを加えた、オリジナルなお菓子や甘味が作られています。
「緋毬」のういろうは「ゆららういろ」と言い、カップに入ったういろうをスプーンで食べる新感覚のスイーツです。つるんとしてとろけるような食感が特徴です。
「玉露」「和三盆」の他、季節によって「いちご」や「小夏」などが販売されています。カップに入った見た目も可愛く、女性へのお土産にぴったりです。
取り扱いは「緋毬」の店舗のみとなっています。
内容量 | 1個入り |
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価格帯 | 500円 |
賞味期限 | 2日 |
法人名 | 株式会社大須ういろ |
ホームページ | https://www.himari-jpn.com/ |
【9】餅文屋総本家の『献上外郎』
[出典:餅文屋総本家]
「餅文屋総本家」は、1659年創業の歴史あるお店です。名古屋市内に4店舗かまえ、名古屋ういろうの元祖と言われています。
「餅文屋総本家」の「献上外郎」は最高級の米粉を使用するため、上品な味わいと歯切れのよさが特徴です。味は、「白」「黒」「抹茶」「栗」の4種類があります。
取り扱いは本店、桃山店、元八事店、餅屋文蔵の店、ジェイアール名古屋タカシマB1F、名鉄百貨店本店B1F、名古屋駅キオスクなどです。
内容量 | 1本入り |
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価格帯 | 1,000円 |
賞味期限 | 14日 |
法人名 | 株式会社餅文総本店 |
ホームページ | https://www.mochibun.co.jp/ |
【10】かわ瀬菓子舗の『ういろ』
「かわ瀬菓子舗」は、お値打ち価格の和菓子を販売するお店として有名です。長年のファンがいるほど、地元の人々に愛されている和菓子屋です。
「かわ瀬菓子舗」の「ういろ」は、米粉を使用したプルンプルンの食感が特徴です。シンプルな作りでクセがなく、ういろう初心者にもおすすめです。味は「プレーン」「黒糖」「抹茶」の3種類となっています。
取り扱いは「かわ瀬菓子舗」のみです。
内容量 | 1本入り |
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価格帯 | 500円 |
店名 | かわ瀬菓子舗 |
【11】菊屋の『ういろう』
[出典:菊屋]
「菊屋」は、1659年に創業の歴史あるお店です。名古屋市内に4店舗をかまえ、名古屋ういろうの元祖と言われています。
「菊屋」のういろうは、添加物を一切使用していないため、ういろう本来の味を楽しむことができます。独自の製法と配合で甘さ控えめで上品な味わいと、歯切れのよさ、なめらかな舌触りを作り出しています。
味は「白」「桜」「黒糖」「抹茶」の4種類です。取り扱いは「菊屋」の店舗のみとなっています。午前中で売り切れてしまうこともあるため、購入の際はご注意ください。
内容量 | 1本入り |
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価格帯 | 500円 |
法人名 | 合資会社菊屋 |
ホームページ | http://www.kikuya-net.jp/ |
【12】芳光の『ういろ製』
「芳光」は、全て手作業で製造を行っている名古屋の名店です。特に「わらび餅」が有名で、このわらび餅を求めて県外からも人が来るほど人気の商品となっています。
「芳光」はういろうそのものは販売しておらず、ういろうを使用したまんじゅうを作っています。白味噌で作った上品な餡を、ういろうで包んだ「ういろ製」は季節によって見た目が変わるのが特徴です。
名古屋らしい和菓子のため、お土産にぴったりです。
取り扱いは「芳光」のみとなっています。人気店のため、早い時間に電話予約をしておくと確実に購入できます。
内容量 | 1個入り |
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価格帯 | 300円 |
店名 | 芳光 |
まとめ
以上、名古屋市内で買えるういろう12選を紹介しました。名古屋には定番の味から新感覚のういろうまで、たくさんの種類があります。
ういろうを食べたことがない人へのお土産にも、ぜひ名古屋のういろうを選んでみてください。
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