群馬のサービスエリアでお土産を買うならこれ!人気のお土産10選

群馬

高速道路でのドライブには、サービスエリアが欠かせません。気づいたらお土産を買っていた、なんてことも結構あるでしょう。

群馬県内にはサービスエリアが2ヶ所あります。上信越自動車道の横川SA(サービスエリア)と、関越自動車道の赤城高原SAです。

今回は、その2大サービスエリアの魅力に迫りつつ、思わず買ってしまうお土産をご紹介します

横川SA(上信越自動車道)とは?

横川SAは、群馬県安中市(あんなかし)にある、上信越自動車道のSAです。

関越道の練馬IC(インターチェンジ)から、120.7kmの距離にあります。SA上り線の売店は「おぎのや」が中心となり運営しています。

 

おぎのやは、明治18年(1885年)の省線(しょうせん、現在のJR)信越本線の開業と同時に、横川駅の駅弁販売店として創業しました。

創業当初のメニューは、おむすび2個にたくあんを添えたもので、1包み5銭で販売していました。それからさまざまな弁当を販売したのち、昭和33年(1958年)に発売した「峠の釜めし」で全国的に有名となりました。

 

上信越自動車道を並走している一般道の国道18号は、江戸時代には中山道(なかせんどう)と呼ばれていました。中山道の群馬と長野の県境には、碓氷峠(うすいとうげ)という交通の難所があります。

この碓氷峠に鉄道を走らせるときに、1台の機関車では峠を越えられませんでした。横川駅で機関車を2台連結する作業中、空いた時間を利用して釜めしを販売したのが、峠の釜めしの始まりです。

 

その後、信越本線の横川駅~軽井沢駅間の廃止に伴い、横川駅の販売は減少しました。それに代わり、北陸新幹線の車内販売や、国道18号沿いにある「横川ドライブイン」など、交通事情の変化に合わせた販路を開拓していきました。

平成5年(1993年)には、上信越自動車道の開通と同時に、横川SA上り線におぎのやがオープンしました。おぎのやは、SA内のレストラン・ショッピングコーナー・スナックコーナーを運営しています。

そのほかに、スターバックスコーヒーや、地元の野菜を取り揃えた「E-NEXCO 野菜市場」があります。各売店の営業時間は、以下のとおりです。

店舗名営業時間電話番号
峠の釜めし売店8:00(日祝7:30)~売切れ次第終了 予約も可027-395-3535
ショッピングコーナー24時間027-395-3535
E-NEXCO野菜市場10:00~18:00027-395-3535

 

対するSA下り線の売店は、「たかべん」が中心となり運営しています。たかべんは、明治17年(1884年)の日本鉄道(現在のJR)上越線開業と同時に、高崎駅構内にて駅弁販売を始めました。

高崎市は、全国のだるまの約8割を生産する「だるまの町」として知られています。その高崎だるまにちなみ、昭和35年(1960年)にたかべんが「だるま弁当」を発売しました。

 

だるまの真っ赤な容器に入った弁当が人気となり、たかべんの主力商品となっています。発売当初は陶器製の容器でしたが、その後プラスチック製に変更され、現在に至っています。

SA下り線にはたかべんの他に、タリーズコーヒーやおぎのやの釜めし売店もあります。各売店の営業時間は、以下の通りです。

店舗名営業時間電話番号
釜めし売店8:00~17:00 予約も可027-395-2571
ショッピングコーナー24時間027-395-2571

 

このように、横川SAは群馬県を代表する老舗駅弁販売店が中心となって運営しています。その横川SAで買うことのできる、おすすめのお土産をご紹介します。

【1】峠の釜めし

言わずと知れた駅弁の雄、おぎのやの「峠の釜めし」です。横川SAの上下線で販売しています。

薄い醤油味の出汁を使い、9種類の具とともに炊き込んだ伝統の釜めしです。容器に使われている釜は益子焼で、峠の釜めし用に作られています。

釜は洗って再利用もでき、1合分のご飯を炊くこともできます。

販売価格1,080円(税込)
法人名株式会社荻野屋
ホームページhttp://www.oginoya.co.jp
住所〒379-0301 群馬県安中市松井田町横川399
電話番号027-395-2311

【2】だるま弁当

[出典:高崎弁当]

群馬の2大駅弁のもうひとつは、たかべんの「だるま弁当」です。横川SAの下り線で販売しています。

高崎の名産品だるまにちなんだ、真っ赤な容器が印象的です。13種類の具材を使い、醤油味で炊いたご飯との相性は抜群です。

だるまの口の部分には穴が空いているため、食べ終わった後は貯金箱として再利用することができます。

販売価格1,080円(税込)
法人名高崎弁当株式会社
ホームページhttp://www.takaben.co.jp/
住所〒370-1201 群馬県高崎市倉賀野町41
電話番号0120-56-2571

【3】正田醤油くるみゆべし

[出典:楽天]

群馬県館林市に本社を置く醤油メーカー「正田(しょうだ)醤油」の醤油を使ったくるみゆべしです。正田醤油は、明治6年(1873年)創業の老舗メーカーです。創業家は、美智子上皇后の親戚筋として知られています。

製造は、群馬県沼田市にあるお土産メーカー「つるまい本舗」です。関東風のこいくち醤油と黒糖を味付けに使い、コクを出しています。くるみの歯ごたえと、餅粉のもちもちとした食感が癖になります。

内容量8個
販売価格540円(税込)
法人名株式会社つるまい本舗
ホームページhttps://www.rakuten.co.jp/tsurumai/
住所〒378-0126 群馬県沼田市白沢町上古語父79
電話番号0800-800-0186

【4】下仁田ねぎ煎餅

[出典:つつじ庵]

群馬の郷土かるた「上毛かるた」には、「ねぎとこんにゃく下仁田(しもにた)名産」という札があります。その下仁田町特産の「下仁田ねぎ」を使ったせんべいです。

下仁田ねぎは、スーパーでよく見かける長ねぎに比べて、胴が太くて繊維が厚いのが特徴です。火を通すととろりとした食感になり甘みが増すため、群馬では鍋料理などに重宝されてきました。

その下仁田ねぎをふんだんに使い、ざくざくとした歯触りに仕上げています。袋を開けた瞬間に広がるねぎの風味と、下仁田ねぎ特有の甘みをご賞味ください。

内容量6枚入り、12枚入り、24枚入り、36枚入り
販売価格6枚入り 378円(税込)
12枚入り 648円(税込)
24枚入り 1,296円(税込)
36枚入り 1,944円(税込)
法人名株式会社つつじ庵
ホームページhttp://www.tsutsujian.com
住所〒377-0204 群馬県渋川市白井2261
電話番号0279-22-1506

【5】スイートコッペ

前橋市のこんにゃくメーカー、丸大オヲツヤ商店が作った、新感覚のお菓子です。

見た目は小さいコッペパンですが、中にスイートポテトと甘いこんにゃくが入っています。しっとりとした生地と、ぷるぷるとした弾力のあるこんにゃくが絶妙なハーモニーをつくり出しています。

腹持ちも良いので、小腹が空いたときにも最適です。

内容量1個55g(箱詰めは6個入り)
販売価格1個 168円(税込)、6個入り 1,155円(税込)
法人名株式会社丸大オヲツヤ商店
ホームページhttp://www.fiber.co.jp
住所〒371-0012 群馬県前橋市東片貝町472-1

赤城高原SA(関越自動車道)とは?

赤城高原SAは、群馬県利根郡昭和村にある、関越自動車道のSAです。

群馬県内の関越道唯一のSAで、ガソリンスタンドなどの設備が充実しています。上毛三山(じょうもうさんざん)のひとつ、赤城山の中腹に位置し、抜群のロケーションを誇っています。

かつて当地付近では巨大なダム計画がありました。現在は中止されましたが、並走する国道17号よりも小高い位置に建設されたのはその名残です。

 

赤城高原SAでは、上下線ともにレストランやフードコート、ショッピングコーナーが充実しています。売店は、下り線が西洋フード・コンパスグループ(株)、上り線が(株)並木が中心となり運営しています。

ドライブ中の腹ごしらえはもちろん、お土産の種類も充実しています。お土産コーナーの営業時間は、下記のとおりです。

店舗名(下り線)営業時間電話番号
ショッピングコーナー24時間0278-24-7771
ベーカリー『ぽるとがる』【平日】7:00~18:00
【土日祝】7:00~20:00
0278-24-7771

 

店舗名(上り線)営業時間電話番号
ショッピングコーナー24時間0278-24-7321
AKAGI FARMERS MARKET10:30~19:000278-24-7321

尾瀬観光や県内のスキーエリアへの玄関口、赤城高原SAで買えるおすすめお土産をご紹介します。

【6】かりんとうまんじゅう

[出典:丸久物産]

外側はかりんとう、中はあんこという、一度で2つ楽しめるかりんとうまんじゅうです。赤城SAの下り線で販売しています。

かりんとうの食感にこだわり、まんじゅう生地から手作りしています。あんこは、厳選した北海道産の小豆を使用して、丁寧に練られています。

黒糖の香ばしい香りと、サクサクした食感はまさに絶品です。

内容量6個
販売価格680円(税込)
法人名株式会社丸久物産
ホームページhttps://www.marukyu-ishop.com/
住所〒379-1303 群馬県利根郡みなかみ町上牧802-2
電話番号0120-41-3709

【7】赤城高原メープルミルクロールケーキ

[出典:つつじ庵]

赤城高原で育った牛の新鮮なミルクを使ったロールケーキです。赤城高原SAの上り線で販売しています。

メープルの香るふわっとした生地に、とろりとしたカスタードクリームを包み込んでいます。旅の疲れを癒す、口当たりの良い甘さが魅力です。

NEXCO東日本のドライブ情報サイト「ドラぷら」内、赤城高原SA上り線お菓子ランキングでも一位を獲得しています。

内容量5個入り、8個入り
販売価格5個入り 1,000円(税込)
8個入り 1,540円(税込)
法人名株式会社つつじ庵
ホームページhttp://www.tsutsujian.com/
住所〒377-0204 群馬県渋川市白井2261
電話番号0279-22-1506

【8】分福茶釜めし

[出典:和善処あぶらや]

自家栽培コシヒカリを100%使用した、本格派の釜めしです。彩り豊かな10種類の具材が、食欲をそそります。

陶器製のオリジナル容器を使用しており、蓋が可愛らしいたぬきのデザインになっています。そのままレンジで加熱できるので、お土産としても最適です。

分福茶釜(ぶんぶくちゃがま)とは、館林市にある茂林寺(もりんじ)に伝わる、たぬきが茶釜に化けて人をだます昔話のことです。

内容量一人前370g
販売価格1,620円(税込)
法人名和膳処あぶらや
ホームページhttps://aburaya.shop/
住所〒374-0135 群馬県邑楽郡板倉町大字内藏新田126-4
電話番号0276-82-0699

【9】旅がらす

[出典:旅がらす本舗清月堂]

「旅がらす」は、群馬県を代表する銘菓の1つです。販売から50年以上地元で愛され続けています。

サクサクの甘く薄いおせんべいに、なめらかなミルククリームを挟んだお菓子です。和と洋が合わさったお菓子で、紅茶との相性が抜群です。

常温でも、もちろん美味しく食べることができます。一方、違った食べ方として、冷やして食べる食べ方があります。冷やすと、中のミルククリームが引き締まり、アイスクリーム状になります。

味はミルククリームのほかに、チョコや黒ゴマ、抹茶などのバリエーションがあります。

内容量8個
販売価格669円(税込)
法人名株式会社旅がらす本舗清月堂
ホームページhttp://www.seigetsudo.co.jp/
住所〒379-2143 群馬県前橋市新堀町399-6
電話番号027-265-5111

【10】太助饅頭(大丸屋製菓)

[出典:みなかみ町観光協会]

太助饅頭(たすけまんじゅう)は、大丸屋製菓を代表するお菓子です。上毛かるたにも詠われた、江戸時代の豪商「塩原太助(しおばらたすけ)」にちなんでいます。

あんこは北海道産小豆を100%使用した粒あんを使い、丹念に練り上げています。群馬県産小麦のしっとりとした生地との相性も抜群です。

内容量12個
販売価格1,130円(税込)
法人名大丸屋製菓
ホームページhttp://www.daimaruya.jp
住所〒378-0002 群馬県沼田市横塚町1366−3
電話番号0278-22-2489

まとめ

今回ご紹介した2つのサービスエリアは、県内でも距離が離れています。赤城高原SAは北部、横川SAは西部に位置しており、お土産にもそれぞれ土地柄が良く出ています。

旅の途中休憩のイメージが強いサービスエリアですが、今回ご紹介した以外にも魅力的なお土産がたくさんあります。立ち寄った際には、本サイトを参考にぜひお気に入りのお土産を見つけてみてください。

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