青森県のイメージと言えば、吉幾三(よしいくぞう)の歌のような雪国が思い浮かぶのではないかと思います。そんな冬場の寒さの厳しい青森県では、昔から保存食として漬物が重宝されてきました。
寒い地方ならではの魚介類を使った漬物は種類が豊富で、中でも一番有名なのは「ねぶた漬」です。しかし、青森県には、ねぶた漬以外にも魅力的な漬物がたくさんあります。
ご飯のおかずや酒の肴にピッタリの漬物は、両親や祖父母へのお土産にもきっと喜ばれることでしょう。あなた自身も一緒に食べたくなってしまうような、お気に入りの漬物を本サイトでぜひ探してみてください。
今回は、青森県に行ったら買っておきたい、海の幸、山の幸をふんだんに使った漬物5つをランキング形式でご紹介します。
【第5位】津軽漬物 菊芋
[出典:Amazon]
青森県五所川原市(ごしょがわらし)で採れた菊芋をまるごと漬けた、昔懐かしい漬物です。菊芋はやせた土地でも生育するため、かつては各家庭で植えられ、漬物にして食べられていました。
菊芋(きくいも)はイヌリンという食物繊維が豊富で、デンプンをほとんど含みません。そのため、カロリーはほとんどありません。
そんな青森県の昔ながらの家庭の味が楽しめる、おすすめの一品です。
内容量 | 200g |
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価格帯 | 500円 以内 |
法人名 | 青森古川味噌店 |
ホームページ | https://www.rakuten.co.jp/auc-kogawamisoten/index.html |
住所 | 〒037-0305 青森県北津軽郡中泊町中里字亀山542 |
電話番号 | 0173-57-2009 |
【第4位】十和田美人ごんぼ もろみ漬け
[出典:十美商事]
ごぼうの生産量日本一の青森県において、特に生産が盛んなのが十和田市(とわだし)です。本商品は、十和田市で採れたごぼうを使った漬物です。
十和田市は、八甲田山(はっこうださん)と十和田湖を擁しています。
十和田湖からは、国の特別名勝と天然記念物に指定されている奥入瀬渓流(おいらせけいりゅう)が流れています。渓流には数多くの滝があり、青森県屈指の景勝地となっています。
その自然豊かな十和田の大地と、奥入瀬渓流の水で育てた十和田のごぼうは、香りが高く歯ごたえがよいのが特徴です。
しょうゆ、砂糖、りんご酢に酒粕を使って漬けこんだもろみ漬けは、おにぎりの具やお茶漬けにもピッタリです。
他のバリエーションとして、しょうゆ漬けと甘酢漬けがあります。製造元の十美商事のホームページでは、全3種類がセットになった商品も販売しています。
内容量 | 80g |
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価格帯 | 500円 以内 |
法人名 | 有限会社十美商事 |
ホームページ | http://www.towada-s.co.jp/shop/ |
住所 | 〒034-0001 青森県十和田市大字三本木字宇野崎40番15 |
電話番号 | 0176-22-1717 |
【第3位】にんにく醤油漬け
[colwrap] [col2][/col2] [col2][/col2] [/colwrap][出典:岡崎屋]にんにくの町として有名な青森県田子町(たっこまち)産のにんにくを使ったしょうゆ漬けです。しょうゆと酢、アルコールで漬け込んだシンプルな味付けですが、毎日食べても飽きない逸品です。
田子町は盆地のため昼夜の寒暖差が非常に激しく、夏には37℃、厳寒期にはマイナス20℃にもなります。その温度差を利用して作られた田子のにんにくは、実が引き締まっていて糖度が果物並みに甘いと評判です。
製造元の「岡崎屋」では、モンドセレクションで11年連続金賞を受賞している「純黒にんにく」も販売しています。モンドセレクションは、世界各地の優れた食品や飲料などに授与される賞です。
内容量 | 100g |
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価格帯 | 500円 |
法人名 | 株式会社岡崎屋 |
ホームページ | https://www.e-ninniku.com/ |
住所 | 〒039-0201 青森県三戸郡田子町大字田子字小沼21-5 |
電話番号 | 0179-32-3600 |
【第2位】きのこなんばん漬 辛口
[出典:岩木屋]
なめこ、舞茸、しめじ、昆布に青森県産の「清水森(しみずもり)なんば」の辛みを効かせたなんばん漬です。「なんば」とは、青森県津軽(つがる)地方における唐辛子の呼び名で、南蛮に由来していると言われています。
「清水森なんば」は、甘みを含んだまろやかな辛味と風味のよさが特徴です。津軽藩の初代藩主・津軽為信(つかるためのぶ)公が京都の伏見稲荷から持ち帰って広めたと言われています。
製造元が創業以来作り続けている「きのこなんばん漬」は、海の幸・山の幸がバランスよく合わさっています。辛味の効いたしょうゆ味なので、ごはんや冷ややっこにのせて食べるのがおすすめです。
内容量 | 190g |
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価格帯 | 500円 |
法人名 | 有限会社岩木屋 |
ホームページ | https://www1.enekoshop.jp/shop/iwakiya/ |
住所 | 〒036-8326 青森県弘前市大字藤野2丁目3-5 |
電話番号 | 0172-38-2600 |
【第1位】ねぶた漬
[colwrap] [col2][/col2] [col2][/col2] [/colwrap][出典:ヤマモト食品]言わずと知れた青森県の漬物の代表格です。海の幸(数の子、するめ、昆布)と山の幸(大根、きゅうり)の両方が楽しめる、おなじみのしょうゆ漬です。
2017年の日本ギフト大賞青森賞を受賞しており、青森県ではほとんどのお土産屋で販売しています。青森県のお土産で迷ったらこれを買っておけば間違いない、と言っても過言ではないでしょう。
ふんだんに入った大ぶりの数の子と、昆布の粘り気が抜群の相性を醸し出しています。味付けは濃い目なので、お酒の肴としてもご飯のお供としても人気です。
要冷蔵の商品ですが、販売元のホームページにて遠方からでも購入することができます。クール便配送になるので、お取り寄せでも安心して購入できます。
内容量 | 250g |
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価格帯 | 1,000円 以内 |
法人名 | ヤマモト食品株式会社 |
ホームページ | http://www.yamamoto-foods.co.jp/ |
住所 | 〒039-3503 青森市大字野内字浦島56-1 |
電話番号 | 017-726-5581 |
まとめ
以上、青森のお土産におすすめな漬物を5個ご紹介しました。
漬物は地味な印象がありますが、地域の伝統を強く感じることができる食べ物だと言えます。青森県は山あり海ありと自然が豊富なので、普段はあまり目にすることのない漬物をたくさん買うことができます。
是非、本ランキングをお土産選びの参考にしてみて下さい。
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